Su Lee - Picasso
Su Leeが、創造の苦悩と「未完成の自分」を肯定する、エキセントリックなインディー・ポップ。
歪んだアナログ・シンセのループと、コラージュされた奇妙な環境音。 The Beatles「Strawberry Fields Forever」の持つ、サイケデリックな音像の継ぎ接ぎと現実離れした浮遊感を直接的なオマージュとして投影。 規則性をあえて乱したビートと、ささやき声のようなボーカルが耳元で踊る、立体的な音作り。
かつて自身の部屋から「I'll Just Dance」を世界に届けた時と同じく、本作も完全なセルフ・クリエイション。長年のファンとの交流を通じて得た「完璧でなくていい」という確信を、天才画家ピカソ(Picasso)の多角的な視点になぞらえて表現。一貫して孤独を飼い慣らしてきた彼女が、自身の不完全さを「芸術」として再定義した一曲。
Su Lee - Superman
韓国出身、ロサンゼルスを拠点に活動するSSW・Su Leeによる、自己犠牲と完璧主義の限界を歌ったシングル。
チープで温かみのあるカシオキーボードの音色と、小気味よいローファイ・ビート。 Daniel Johnstonの持つ、不器用ながらも真実を突くアウトサイダー・アート的な精神を直接的なオマージュとして投影。 自身の部屋で録音された生々しい質感と、幾重にも重ねられたユーモラスなコーラスが交錯する、親密かつ独創的な音作り。
2020年の「I'll Just Dance」以来、自身の孤独やメンタルヘルスの葛藤を隠すことなくポップスへと昇華。何でも一人で抱え込み、他人の期待に応えようとする自身の脆さを、誰もが知るヒーロー「スーパーマン(Superman)」になぞらえて表現する。